Arcstar Universal One回線の故障かなと思ったら…

ある拠点の利用者から「通信できない」とか「通信が遅く感じる」などの連絡があった場合、通信回線に異常が発生していることが考えられます。

ビジネスポータルでは異常が発生しているかどうか、通信の可否、現地設置のUniversal Oneターミナルの状態確認など問題解消に必要な情報収集、回線試験機能を利用できます。弊社故障窓口にご連絡いただく前に、ご確認いただくことで短時間で解決できる場合もありますので、ぜひご活用ください。

1.ビジネスポータルにログインして、異常が発生していないか確認します

ログインすると弊社で実施している回線監視において、異常状態を示すアラートを検知した場合、上部に「異常」と表示されます。

上部のアラート表示をクリックすると、アラート内容の詳細が表示されます。アラート内容欄に表示される内容から想定される対処策を表示します。必要に応じて現地の確認などをお願いいたします。

2.回線試験機能を用いて、回線の状況を調べることができます

アラート表示している画面の下部にある「診断ツールに移動」または上部タブにある「診断ツール」をクリックしてください。診断ツールトップ画面が表示されます。ここで提供させていただく機能は「総合診断ツール」、「Ping試験」、「UNOターミナル状態確認」となります。

総合診断ツールを実行すると下記のような診断結果が表示されます。下記は正常時の表示です。異常がある場合は、異常となっている箇所を赤で表示し、お客様の対処方法等をお知らせします。
UNOターミナルが設置されている場合は、下記のようにUNOターミナルの状態が表示されます。
Ping試験を実行すると下記のような試験結果が表示されます。「Ping試験は成功しました」と表示される場合は、お客さま拠点のルーター(弊社提供のもの含む)までの疎通は問題ないことを表します。

UNOターミナル状態確認を実行すると下記のように状態確認結果が表示されます。
ワイヤレスアクセスをご契約中の場合は「Mobile状態」が表示されます。またモバイル端末の電波強度(参考値)も表示されます。

「ワイヤレスアクセス(バックアップ利用)」をご契約中の場合、「Mobile状態」の「動作状態」が “Online”、”Offline” のどちらの表示でも、モバイル端末は正常に動作しております。なお、現在の通信がメイン回線・バックアップ回線のどちらを利用しているかについては、回線試験機能の「総合診断ツール」をご利用いただき、「現在の通信状態」の表示内容からご確認ください。